天神峠の石燈籠は, 榛名湖を望む天神峠の頂上に建立. 1815年に, 江戸本所(北十間川, 大横川, 横十間川, 小名木川など)の豪商, 塩原太助(1743-1816)が晩年に寄進したとされ, 高さ7m以上もあり, 峠の絶景に相応しく雄大. 名士: 塩原太助一代記, 1878(1839-1900: 初代三遊亭圓朝)養父の死後養母と女房の悪性の為に, 19歳の折, 江戸の薪炭商に奉公に出る為に故郷の新治村を出奔し, 沼田へ行った帰り動かない愛馬”青”と別れ, 炭屋で十数年の骨身を惜しまぬ奉公の末, 独立し豪商になったと言う出世物. 艱難辛苦(非常な困難に直面して, 苦しみ悩む), 刻苦勉励(心身を苦しめ苦労をしながら努力する)で或るが故

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