くしろ(腕輪)着く手節の崎(三重県鳥羽市東方, 答志島)に今日もかも大宮人(宮廷人)の玉藻 刈るらむ(柿本朝臣人麻呂-1巻-41); 釧を着けたような麗しい手節の埼では, 今日あたりも, 大宮人(公家)たちが美しい藻を苅っていることだろうな. 第30代, 敏達天皇(渟中倉太珠敷尊, 陵: 大阪府南河内郡太子町太子)代に家門に柿の木. 鴨山の岩根しまける我をかも知らにと妹が待ちつつあらむ(その人-2巻-223); 鴨山で今まさに自分が臨終の時を迎えようとしていることも知らずに, 妻は私の帰りを待ち続けているのだろうなあ

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